2011年3月20日日曜日

日本とタイ―ふたつの国の巧と美


今回のタイへの旅


姉が携わるタイの展覧会へ行ってきました
初めての海外旅行となる両親を連れて



タイに5年住んでいた姉
そんな中
異国で住む娘を心配していた両親

今回の旅は
そんな姉からの招待で
両親にとっては初めて1週間近く留守にする休暇
初めての海外旅行

私が同行することになったのです


タイは3度目
姉がタイに住んでいた時
前回タイを訪れたのは姉が日本へ帰国する際
引っ越しの手伝いに


前回訪れた時とは少し様変わりした様子

そして
印象も変わりました


辛いもの甘い物が苦手な私は
タイ料理のイメージが辛いか甘いか酸っぱいか
という印象でした


実際
前回来た時は
タイ料理が自分には合わないと思っていました



今回の旅
タイ料理がこんなに美味しいなんて・・・
両親も毎日満足している様子でした
日本食を食べに行くこともなく過ごしました


異国で聞いた日本での震災
帰国は延び
6日の旅の予定が10日の旅となり
見えない家族の安否に
不安な思いもしましたが
タイの方々の暖かさに心を打たれました


姉が仕事のため
姉のタイでお世話になる友人が
いろんなところに案内してくれました


中でも
日本語も英語も分からないヨートさんは
帰国が延びた私たちを気にして
3日間もタイでの案内をしてくれました

父も英語もタイ語も話せないので
一生懸命日本語で話しかけ
通じているようでした

言語は違えども
心は通じるものだと痛感しました


連れて行ってくれるご飯屋さんは
どこも美味しく
麺好きで辛いものが苦手な私たちに
辛くない麺類など注文してくれ
それは
どれも美味しいものでした


帰国便が欠航になると
いち早く情報を入手し一番良い改善策を
考え動いてくれた頼もしいラットさん

お家でなった珍しいマンゴーや
ココナッツミルクで炊いた餅米
カオニャオを御馳走してくれたモーさん
タイで食べた中で
このカオニャオ・マムアンが一番美味しかったです


両親を本当の両親のように
労り慰め楽しませてくれたチャロンさん

日本のためにたくさん祈ってくれました

この旅は
異国の地で
異国の人々と
日本を思い祈る旅でもありました


皆さん
本当に忙しい中
気遣い接してくれました

タイの方々の
おもてなしの仕方に
本当に感動しました

姉がタイで培った人間関係
信頼関係

両親も安心し
感動していました


そんなタイでお世話になった
芸術局の皆さん
姉が携わった展覧会

来月12日からご覧になれます

タイと日本の繋がりや比較を
観ることが出来ます

仏像を観ても

インドから
直接またはスリランカを通じてタイへ伝わった仏教
中国や朝鮮を経由し日本に伝わった仏教

タイの仏像など
目鼻立ちがはっきりしており
鼻筋の通った
指の長いすらっとした姿が印象的でした

インドに近いことを感じることが出来ます

日本の仏像は
丸みを帯びていて
東洋的な顔立ち


タイの芸術*日本の芸術
並べて展示してあるので
比較しながら
お互いの文化や交流を
知ること想像することが出来るのは
面白いです

来月の帰国展にも
出来れば足を運びたいと考えています


せっかくタイに行ったので
買い付けもしてきました

タイの方はとても器用なのです

とても可愛い紙もの造花など仕入れてきました
最初は店で使うつもりでしたが
とても可愛くたくさん仕入れたので
販売しようと考えています

14日から予定していた
エコバッグプレゼント企画にも
添えるつもりです


来週
3月22日火曜日12時〜開店予定です

計画停電や大規模停電の恐れ余震の影響などで
予定が変更になる可能性もありますが
ひとまず
お知らせ致します


節電協力のため
照明も少なく営業時間も短縮する予定です

余震や原発の不安もありますが
お時間ございましたら
気分転換に
銀座奥野ビル105号室裏庭まで

皆様にお会いできるのを楽しみにしています

そして
被災地の復興と
一日も早く日本に落ち着いた

穏やかな日が来ることを祈って・・・
皆さんの安全と無事を祈って・・・


裏庭に関するお問い合わせは
03-5250-8863
uraniwa2010@gmail.com
まで